この間、ネコのクリッカートレーニングの本を読んで、ターゲティングについて少し考える様になりました。
で、こんなの作ってみた。
幾つか違うサイズのものも用意したんだけど、まずはこの一番大きいので遊んでみています。
まず、ターゲットに鼻タッチするのをクリッカーを使って覚えて貰った後、、、
オスワリマテして、少し離れたところにターゲットを設置。
”チュン”のコマンドで、、、
ターゲットに鼻タッチ!
オスワリマテして、その間にテーブルの反対側まで回って、見えないところにターゲットを設置しておき、
”チュン”のコマンドでターゲットを探して鼻タッチ。
ちょっとした宝探しゲーム兼、トレーニングっぽくしてみました。
意外と正しい理解のシーちゃん。
目線よりも高い位置にターゲットを貼っておいても、ちゃんと見つけて鼻タッチします。
エライエライ。
ウィルは、壁に貼ってるのは苦手みたい。
というより、目線より上は見えてない感じ?
床近くだと大体問題無いけど、壁や何かに貼ると途端に見つけられなくなっちゃう。
一方、シーちゃんは概ね問題無し。
おまけに、シーちゃんはほぼ正しい理解で、”チュン”のコマンド=ターゲットに鼻タッチとするんだけど、ウィルさんは時々ターゲットを探さずにお手をしたり、回ったり。
ちょっと理解がアヤシイ、、、
ターゲティングはシーちゃんの方がよく理解してるみたいだね?
ま、両方同じペースで覚える訳ではないんだけど、今まで超優秀なウィルがてこずってて、逆になかなか手間がかかってたシーちゃんの方がすんなりできるのがすごーく意外というか、、、
得意不得意があるものなんだなー、と思った次第です。
さて、ウィルさんはしばらくまずは小刻みにステップアップするようにカリキュラムを考えなくてはだね。
それにしても、クリッカーやシェーピングは面白いです。
言葉が通じない犬と自分との間に、共通のルールというか言葉を一緒に作り上げていく感じ。
二頭いると、二頭それぞれに得意不得意があり、それぞれ進捗も違うのがまた面白い。
なんか色々知恵を絞って、どうやったらやって欲しいことを理解してもらえるか、最終的にやって欲しいことにどうつないでいけばよいか、考えるのがまた面白いです。
ウィルとシーちゃんも、ご褒美の為も半分あるけど、ある意味こちらの意図をなんとか理解しようと頭を捻って考え抜いて楽しそう。
当面の目標はシーちゃんに手のところまできちんとリトリーブしたものを持って来てもらうこと。
慣れてきたら手にターゲットを貼って、鼻タッチ。
それとは別におもちゃのホールド、リリースを覚えて貰って、ホールドしたまま歩くこと、リリースのコマンドで落とすことを覚えてもらおうと思います。
そして、ホールドと手への鼻タッチを組み合わせて、手渡し出来る様に持って行きたい。
他にも、色々面白いことができるかもしれないので、考えてみようかなと思ってます。
そういえば、ネコのクリッカートレーニングでは、ターゲットスティックを使って、家の中で簡易アジリティをやってたなー。
椅子の下をくぐったりして。
あれも面白そう。
なんかいろいろやりたいことが広がります!